朝は6時半くらいに起きる。夕べはアレクセイの奥さんマーシャの母親に洗濯をして貰っていたが、乾いてないのでもう一泊させてもらう事にした。朝食にピロシキなどを頂き、午前中はインターネットをして写真のアップロードなどを行った。そして10時前にはアレクセイの携帯電話を借りて、壊れてしまった自分の携帯からSIMを抜いてアレクセイの携帯に入れて、家族からの電話を待った。すると、やはり電話があり、恵子は昨日俺に電話していたとの事だったので、アレクセイから電話を借りて良かった。エカテリンブルグで買ったSIM なのでこのウラル地方に滞在する間は通話料を気にせずに受信できる。電話を切った後で、メールをやったりした。
(左上:マーシャとアレクセイ)
(上:チェラビンスクの中心になる歩行者天国にある銅像)
昼過ぎにアレクセイの家を出て、チェラビンスクの街を案内して貰った。街の中心に向う前にアレクセイの事務所に立ち寄る。職員が6人くらい居た。アレクセイはその中で一番若いくらいだが、その会社の代表だが社長ではなく、プログラマの指揮を執るのが仕事と言っていた。
アレクセイが職員と何かを話している時に、俺はコンピュータを使わせて貰うと、偶然にもケメロボで御世話になったウラジミールとチャットで話が出来た。2時間の時差があるので丁度良かったらしい。エカテリンブルグで御世話になったセルゲイの事やこの数日の状況を伝えた。
アレクセイの事務所を出て街の中心に向う。古いビルが沢山あるが、新しいビルの建設もあちこちに見受けられた。今までロシアの都会を見てきて建設ラッシュのようにも感じる。
川岸や歩行者天国のような区域を歩く。店が沢山並んでいてそこには携帯電話の店があり、以前にマーシャがその店の店員の対応が良かったのでそこで買ったとの事で、俺たちはその店に入って壊れた携帯と同じ機種を俺は購入した。
アレクセイ曰く、以前、店員は無愛想な店が多かったが、最近では店に入ると色々と質問をしてきて買い物を手助けしてくれる店が増えてきているとの事だった。ペレストロイカから15年経過しているが、やっと巷の店でも欧米の仕来りが入り込んだと言う事だろう。支払いはクレジットカードでしようと思ったが、持っているマスターカードの期限は先月末で切れてしまっている。でも使えるかも知れないと願ってそのカードを出したら問題なく支払う事が出来た。
携帯電話を買った後は、マーシャの母親の知人の娘さんも合流して、歩きながら英語で色々な話をする。都会であっても、英語を話す機会やアメリカの事や聞けるチャンスは少ないようだった。
この旅行中に休日を取ったハバロフスク、クラスノヤルスク、ケメロボ、そしてこのチェラビンスクでも現地の人と一緒に歩くと疲れる。自分の体力が無いのが良く分かる。実際には疲れているだけなのかも知れないが、歩くのが大変だった。でも、皆気を遣ってくれて、休みながら散策する。
教会や公園、遊園地の近くを歩いてチェラビンスクの有名大学の前にて、マーシャの母親の知人の娘さんとは別れる。また3人になった我々は、その大学の前のバス停からミニバスにのってアレクセイの自宅に戻る。バスを降りて、近くにあった店でアレクセイはジュースやコーヒー等を買っていた。俺は携帯を買って所持金が少なくなってしまったので、この時にお金を出せなかった。次の都会のウファではT/Cを両替しないといけないだろう。(追記:どうしてこの時にチェラビンスクでT/Cを両替しなかったのか、両替しようとしなかったのか思い出せない。)
(左上:マーシャ、アレクセイ、マーシャの母親の知人の娘さん)
(左上:チェラビンスクの有名大学前) (右上:マーシャ、アレクセイ、俺、マーシャの弟の彼女、マーシャの弟)
アレクセイの家に戻ると、マーシャの母親が夕食に準備をしてくれていて、夕食にチーズや牛乳を沢山使ったサラダのようなものと、ピロシキなどを頂いた。
俺はこの1ヶ月位毎朝起きるたびに足の痙攣に悩まされていた。寝る前は問題ないが、寝返りを打つと途端に攣ってしまい、足の親指を力の限り引っ張って治していた。これは体力の限界か、それとも何かの栄養不足か。恐らくその両方なのであろう。
俺はアレクセイが秀才で物知りなのは分かっていたので痙攣の事を相談してみた。ナトリウムは玉子焼きをカフェで食べるたびに塩を沢山沢山振り掛けていたので不足しているとは思えなく、カリウムはバナナで補えていたはずだ、と伝えた。すると、カルシウム不足の可能性があるのでは無いか、との事でマーシャの母親は乳製品を沢山用意してくれたのだと思う。ありがたいことだった。
夕食の後、インターネットをやらせて貰おうと思ったら、アレクセイがDSLの料金を支払うのを忘れてしまったそうで接続出来なかった。でも、昨日に続いて夕食時にゆっくりと皆で色々な話をして、少しのワインを頂いたら凄く眠くなってしまい12時くらいに寝た。
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